SHIPYARD出版

出版社・書店です。SHIPYARD(シップヤード:造船所)。造船所で船を造るように本を作りたい。Since 2013,SHIPYARD has succeeded to its tradition of publishing of books for all fans of books and artworks .

人生の十か条 (中公新書ラクレ 634) [新書]辻 仁成中央公論新社2018-10-06    今年、私は大切なかけがえのない人たちを立て続けに失い、悲嘆にくれ、寂しくやりきれない、凄まじい孤独感、虚無感に包まれていました。悲しくて悲しくて、堪らなかった。率直に言えば、世界 ...

佐藤泰志: 生の輝きを求めつづけた作家 [単行本]河出書房新社2014-02-20 たまに、数年おきに、無性にその作品を読みたくなる作家たちが何人かおりますが、佐藤泰志さんもその一人です。本書「生の輝きを求めつづけた作家」に収録されている瀬々敬久さんのエッセイ中の表現を ...

 若い頃から本を読むだけで生きていけたらどんなに素晴らしいだろう、と真剣に考えてきた。本を読む楽しみだけは、とうとう誰にも奪えなかった。本だけは手放さなかった。本を読むことだけは絶対にあきらめなかった。いつだって本を読むことが生活の中心にあった。 何の役 ...

 大学生の頃に東京に住んでいた僕は、90年前半の渋谷に毎日のように地下鉄に乗って通っていました。目的の場所はセンター街の奥にあるHMV渋谷店。いわゆる渋谷系の聖地と呼ばれていたCDショップです。渋谷系のミュージシャンのCDが並ぶ棚の上にはフリッパーズ・ギターの二人 ...

LIFE [CD]小沢健二EMIミュージック・ジャパン1994-08-31   LIFEのジャケットを見てまず気づくことは、写真の小沢健二の顔がほとんど全部ぼやけているということだ。そしてLIFEを聴いてみて感じたのは、小沢健二は作者としての自分の存在を消してしまいたがっているのではな ...

東山線の名古屋駅で地下鉄1日乗車券を買い、改札を抜けて階段を降りると、いつものように地下鉄独特の風が吹いてくる。僕はすぐにやってきた黄色いラインを車体に走らせた列車に乗って、名古屋駅から伏見駅、栄駅、新栄駅を経て、まずは千種駅で降りる。千種駅を降りて、予 ...

「それでもなお」の文学 [単行本]川本 三郎春秋社2018-07-11 川本三郎さんは評論家として、文芸評論と映画評論を大きな二つの柱とされてきましたが、本書にはここ五年ほどのあいだに、主に雑誌や文庫の解説向けに書かれた文学作品についての文章が37編収められています。 ...

マチネの終わりに [単行本]平野 啓一郎毎日新聞出版2016-04-08「マチネの終わりに」は蒔野聡史と小峰洋子という二人の人間の物語であるが、それは二人だけの世界にとどまらない物語だった。二人は運命的に出会ったのであるが、ある悪魔的な仕掛けにより、「愛という曲芸」に ...

ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 (幻冬舎新書) [新書]原田 マハ幻冬舎2018-05-30 原田マハさんのゴッホに対する想いというのは、とても複雑なようです。心惹かれるものの、近寄るのが怖く、何故か敬遠してしまう。人間としてのゴッホ、ゴッホの生涯そのものに ...

「 さようなら僕らのパステルズ・バッチ でもそれはある種のハッピー・バースデイ ヘイ、ビートニクボーイズにブルー・ボーイズ ティーンネイジ・キックスは死んだりしない」【フリッパーズ・ギター「GOODBYE,OUR PASTELS  BADGES」】 ティーンネイジ・キックスは永遠に ...

生の肯定 [単行本]町田 康毎日新聞出版2017-12-20 今の日本の作家で「文士」という言葉が最もふさわしいのは町田康ではないか。現在は小田原在住らしいし、小田原在住の町田康を「文士」と呼ばずして一体誰を「文士」と呼べばいいのか。小田原で悠然と小説を書いている町田 ...

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 [単行本]村上 春樹新潮社2017-02-24騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 [単行本]村上 春樹新潮社2017-02-24  発売から既に1年以上経過した村上春樹の「騎士団長殺し」を、今も毎日のように繰り返し読んでいる。最初から最後まで ...

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