SHIPYARD出版

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オールド・テロリスト [単行本]村上 龍文藝春秋2015-06-26すごい小説を読んでしまった。今も神経や細胞がざわざわ騒いでいる。強烈な出来事の連続で時間の感覚が麻痺している。村上龍の最新長編小説「オールド・テロリスト」は村上龍にしか書けない小説で、村上龍は一作一作 ...

「クソタレな気分蹴とばしたくて 髪を切るさ バスルームでひとりきり大暴れ ピストルなら いつでもポケットの中にあるから」【「HAIRCUT 100」フリッパーズ・ギター】  今日も学校で先生に殴られた。なんであいつは僕ばかり殴るんだ?むしゃくしゃしたからバスルームで ...

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) [新書]平野 啓一郎講談社2012-09-14嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え [単行本(ソフトカバー)]岸見 一郎ダイヤモンド社2013-12-13 「嫌われたい」と思って生きている人間はいないだろう。出来れ ...

『冷蔵庫のドアになら 非常ベルが鳴り出す前に 時間かけて バター塗るさ もっと素直に僕が笑えるから』【フリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」】  バターを塗るのは毎日の大事な習慣なんだ。簡単に止める訳にはいかないよ。例え非常ベルが鳴っていても、バターだけ ...

プレーンソング (中公文庫) [文庫]保坂 和志中央公論新社2000-05 「プレーンソング」は保坂和志さんのデビュー作にして最高傑作だと思います。「プレーンソング」は何かの新人賞を受賞した訳ではなくて、いきなり群像に掲載されました。「日蝕」が新潮に一挙掲載された平野 ...

海炭市叙景 (小学館文庫) [文庫]佐藤 泰志小学館2010-10-06この「海炭市叙景」は2010年に映画化された際に文庫化されたものです。僕はハードカバー版を図書館で借りて読んだのですが、その小説世界にあっという間に魅了され、その他の佐藤さんの本を全て読んでしまいまし ...

形影相弔・歪んだ忌日 (新潮文庫) [文庫]西村 賢太新潮社2015-12-23エンタメ小説は読者に文体を意識させないよう無色透明な文体を心掛ける。読者がストーリー展開に専念できるようにするためだ。一方純文学の場合、文体はストーリー以上に重要である。場合によってはテーマ以 ...

図書準備室 (新潮文庫) [文庫]田中 慎弥新潮社2012-04-27 2005年の田中慎弥さんのデビュー作品集です。表題作と新潮新人賞受賞作の「冷たい水の羊」を併録しています。私は「冷たい水の羊」の方が断然面白かったです。 主人公の真夫は、級友たちの生け贄としていじめの標的 ...

アメリカの夜 (講談社文庫) [文庫]阿部 和重講談社2001-01-1790年代前半に大学生だった私は、ある時期渋谷に毎日のように地下鉄に乗って通っていました。目的の場所はセンター街の奥にあるHMV渋谷店。いわゆる渋谷系の聖地と呼ばれていたCDショップです。渋谷系のミュージシ ...

工場 [単行本]小山田 浩子新潮社2013-032014年に「穴」で芥川賞を受賞された小山田浩子さんの、伝説の処女作「工場」をご紹介したいと思います。この「工場」は新潮新人賞を受賞した小山田さんのデビュー作ですが、いきなり第26回三島由紀夫賞を、受賞作である村田沙耶香さ ...

さらば、資本主義 (新潮新書) [新書]佐伯 啓思新潮社2015-10-16本書「さらば、資本主義」における著者・佐伯啓思さんの問題提起は次のようなものです。「最大の問題は戦後日本の主たる関心が、もっぱら経済成長と物質的な豊かさにしか向けられていなかったこと」「今の日本は ...

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