ベンチ

「二人は公園のベンチに座り、互いの手を取り、いつまでも飽きることなく語り続ける。二人はもう孤独ではない。彼らは100パーセント相手を求め、100パーセント相手から求められている」

「もし僕たち二人が本当に
100%の恋人同士だったとしたら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」

【「四月のある晴れた日に
100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹】 


本当はここで別れるべきじゃなかったんだ。僕たちにはわかっていた。一度離れたらもう二度と会えないってことを。こんなに怖くて残酷なお話ってないよ。


本記事は「ノルウェイのフォトブック」からの転載です。