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ネット上で高い評価を得た第一話により期待が高まった第二話だったが、今回も前回同様、もしくはそれ以上に好評だ。作画、戦闘シーン、台詞、演出全てとても高い水準で描かれている。

クーデリアに冷たい三日月が、オルガには微笑む描写も臭すぎず、自然に彼らの絆を表現している。ちなみにオルガという名前はとても女性的な名前でカミーユ・ビダンを思わせるものがある。

もっともカミーユは実際男女両方の名前となり得るが、オルガはロシア語圏の女性にしか用いられない。

クーデリアが虐げられた子供たちの境遇について演説するシーンも、現実をきちんとみていない偽善的な面があるような描写でとても現実的で効果的な場面だった。

このことを内省するクーデリアの素直さや、子供達の苦境という作品の根幹をうまく示すことができている。
 

「僕達はただ負けないように抗うことしかできない」というビスケットの台詞も彼らの境遇をうまく表していた。彼の可愛らしい妹達も、無骨なこの作品の中で良い緩和剤になっている。


子供の境遇や弱さやオルガと三日月の友情を印象付けさせる意図があっても、やりすぎず自然に描きなおかつそれぞれの登場人物を紹介し、掘り下げることができた内容のある第二話だった。

今後も見続ける価値のある作品だろう。