・井伊直虎は種子島の件で、駿府の今川館へ、小野政次と一緒に現物の種子島は持っていかないことを条件に申し開きに行くことに。
・鍛冶屋に頼んだ種子島は一部の金具の部分ができず完成せず。それを見た瀬戸方久は何かひらめく。そして、瀬戸方久は種子島を持って、駿府の今川氏真と対面し、種子島に関して相談を持ちかける。
・駿府の今川館についた井伊直虎、小野政次は、瀬戸方久と会い、方久は今川氏真に種子島を売り渡したので、謀反の疑いを晴らすことが出来たと直虎に報告する。

・今川氏真と小野政次が対面中、急ぎの使いが来て、武田義信が謀反の疑いにて、武田信玄より幽閉された知らせが届く。そして、武田義信が実際に幽閉される場面が。
・今川氏真は病にふせっている寿柱尼に、武田義信が幽閉されたことを報告する。武田の話を聞いた途端、寿柱尼は息を吹きし、元気になる。
・今川は武田、北条との同盟が崩れ、また西の松平が勢力を伸ばし、井伊は舵取が難しくなる。
・井伊にもどった瀬戸方久は今川氏真に、種子島の製造の種明かしを教え、駿府にて鉄砲を作ることになったことを井伊直虎に報告する。

・井伊直虎は南鶏和尚に、小野政次、瀬戸方久らに難局を救われてばかりで、城主としては情けない立場だと弱音を吐く。それに対して、和尚は、先代の教えの書いてある書物を直虎に読むようアドバイスする。
・井伊直虎は書物を読むことに専念し、敵を欺くには味方を欺くという教えをしり、小野政次のふるまいに疑問点があることに気づく。そして、直虎は、南鶏和尚に、政次は、直虎を後見から降ろすことで井伊を守ろうとしているのではないかと問う。それに対して、和尚ははっきりとは答えなかったが、政次がもしそのように考えているのであれば、政次の考えにどう答えるべきか考えるようアドバイスする。
・小野政次は井伊直親の墓の前で、武田が今川を切り崩しにかかったことを報告するとともに、井伊直虎がこのまま後見であり続ければ井伊が危うくなるので、夢枕に直虎の前に現れ、後見を降りるよう言うよう頼む。そんなところへ直虎が現れ、政次が直虎を後見から降ろすことで井伊を守ろうとしていることについての真意を問い正すとともに直虎は、後見になった真意を政次に話す。

・井伊直虎は、小野政次に井伊を守るための秘策について聞くと、政次は、戦わずして勝ことが得策であると直虎にアドバイスを与える。そして、政次は、直虎に武田義信が武田信玄により幽閉され、武田と今川の盟約が崩れ、そのうち、武田が今川を攻めようとしていることを教える。
・それを来た井伊直虎は南鶏和尚に、武田、松平、今川によしみのある松下常慶を紹介してほしいと頼む。
・寿柱尼はすっかり元気になり、武田信玄に武田義信の幽閉を説く旨の書状を送る。
・井伊ではこの年、初めての綿花の収穫となる。
・旅の男は何かよからぬことをたくらむ。

(感想)
・小野政次は途中から悪役として描かれてきましたが、ここに来て、善役に変わってきましたね。政次として、井伊直虎では井伊が守れないと思い、自分が後見となって、井伊を守りたいことがよく分かった話だと思いました。
・瀬戸方久が今川氏真に種子島を作る話を持ちかけ、金儲けの話につなげるとともに、井伊直虎を危機から救うのだからすごい知恵者だと思いました。
・寿柱尼が武田の話を聞いた途端、急に元気になるということは、かなり武田を恐れているような気がしました。おそらく寿柱尼は武田が駿府に進攻するときまで生きているでしょうね。
・今回、武田義信が登場したことから、武田信玄が駿府へ進攻するとき、信玄が登場するかもしれないことに期待が湧いてきました。