・井伊直虎は、南鶏和尚に盗賊らを龍潭寺に預かってもらうよう頼む。和尚は、盗賊らに井伊の木を切る仕事を頼んだことを小野政次に報告することを勧める。
・井伊直虎は、小野政次に盗賊らに木を切る仕事を頼んだことを話す。政次はまずは盗賊らの様子を見てから仕事を頼んだほうがいいと意見。そして、政次は盗賊の頭 龍雲丸と対面し、領地堺の隣の土地は近藤康用の土地だから近づかないよう忠告する。
・井伊直虎、奥山六左衛門、高瀬は、盗賊らが木を切っている様子を見に行く。盗賊らは見事に木を倒す。そして、直虎は、龍雲丸から木の切り方を教わる。龍雲丸は、直虎の手を握りながら一緒にのこぎりを引くが、直虎は、龍雲丸と一緒にのこぎりを引くのに照れたせいか、その場を逃げてしまう。

・駿府の今川氏直は松平家康との和睦を断られ、厳しい表情である。そして、近藤康用の屋敷にも松平が今川との和睦を断った話が伝わる。そして、井伊では木をきる商いを始めたという話も入る。菅沼忠久は井伊直虎はもしかして、この間、木を盗んだ盗賊らを使って木を切っているのではないかと疑う。
・ある日、百姓の娘が盗賊らと博打をやり、盗賊らに負けて、財産を奪われたと井伊直虎に報告する。それを聞いた中野直之は、博打場の現場に行き、博打を辞めさせる。そして、直虎は龍雲丸に博打を辞めさせるよう頼む。
・そののちも、ある百姓が酒が盗まれた事件、女性が襲われる事件が起き、中野直之は、やったのは盗賊だと疑い、井伊、百姓と盗賊らの関係がかなり気まづくなる。

・小野政次は、盗賊らが木を切っている間に盗賊の木を切る技を盗み、その後は、盗賊らに木を切る仕事を頼まず、百姓らにやらせたらどうか提案する。しかし、直虎は、今後も盗賊らと助け合いよしみを通じたい考えから、政次の考えを断る。
・龍雲丸は部下で材木を盗んでいるところを見つけ、部下を叱りつける。一方、部下は最初の話と違うと龍雲丸に抗議する。そして龍雲丸は部下にもう二度とこのような仕事は請け負わないと謝る。その風景を井伊直虎、奥山六左衛門が陰から見守る。そんなとき、猪が直虎らを襲い、ある考えを思いつき、直虎は六左衛門に頼みごとをする。
・奥山六左衛門は、龍雲丸に井伊直虎が食事を振舞いたいので参加してほしいと頼む。龍雲丸は了解する。それを聞いた中野直之は盗賊らを食事に誘ったことに反対する。直虎は盗賊らと親睦を深めることで思い違いが解けると思うと説得する。そして、直虎は小野政次には盗賊との思い違いがなかったら、政次の言う通りにすることを約束する。

・中野直之、百姓、盗賊らは猪狩りに出かけ、お互い猪狩りを協力するが、残念ながら猪を捕まえることは出来なかったが、百姓と盗賊らは打ち解けていく。
・そして、盗賊らとの宴会が始まる。宴会が始まると、酒の盗まれた事件は百姓によるもの、女が襲われた事件は思い違いで、盗賊の仕業ではないことが判明する。龍雲丸は宴会の風景を外から見守り、和尚に井伊直虎は不思議な力を持っている尼だと褒める。そして、龍雲丸は直虎に今後も木を切る仕事を続けさせてほしいと頼み、直虎と龍雲丸との間の信頼関係が強くなる。その様子を見ていた小野政次は、出る幕がなく、宴会の場を去る。宴会はさらに盛り上がり、直虎は酒に酔った勢いで、龍雲丸にそのまま井伊に残れと言う。
・そんな中、近藤康用が盗賊の件で、小野政次を訪れ、事態はまた悪化しそうな雲行きとなる。

(感想)
・龍雲丸は亡くなった井伊直親の代わりに井伊を守るために出現したという描き方がされていてよかった。
・龍雲丸は武家の子だったとは。どのようないきさつで盗賊になったのか関心があります。
・最初は井伊側と盗賊側とはいさかいが多かったけど、井伊直虎の努力もあり、お互い歩よることが出来てよかったです。でも、近藤康用が出現して一難去ってまた一難。
・今川氏真は松平家康に和睦を断られ、ますますピンチになりました。